これまでたるみなどの治療は、たるんだ皮膚を切除しSMAS(筋膜)を引き上げるフェイスリフト手術が一般的でした。しかし、ダウンタイムが伴うことから手軽にできる治療ではありませんでした。
そこで登場したのが、切らずにリフトアップができるHIFU(ハイフ)です。
しかし、いざハイフを受けようと思っても、「どこのクリニックに行ったらいいかわからない!」という方も多いはず。
そこで当サイトでは、全国のハイフを取り扱っている皮膚科・美容皮膚科・美容外科をご紹介しています。取り扱いのハイフ機器や最寄り駅、営業時間などを掲載しているので、クリニック選びの参考にしてくださいね!
上のマップからあなたの住んでいる地域や、通いやすい地域を選択して、自分にあったクリニックを探してみてください!
クリニックを探す前に、まずはシミ取りレーザーとはどんな治療なのかを知っておきたいですよね。
ここでは、シミ取りレーザー機器の種類や、気になる痛みやダウンタイムについて簡単に解説をしていきます。
HIFU(ハイフ)とは、High Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波療法)の頭文字からとった言葉です。皮下組織やSMAS(筋膜)に高出力の熱エネルギーを照射し、肌の内部から引き締め、リフトアップをすることができる治療です。
小顔治療としても人気のハイフですが、その他にも様々な悩みに効果が期待できます。
・ほうれい線
・二重あご
・フェイスラインのたるみ
などの悩みは効果を実感しやすいと言われています。ここでは期待できる効果を3つご紹介します。
たるみや小顔治療として人気のハイフですが、医療機関だけでなくエステサロンでも受けることができます。しかし、エステサロンのハイフは医療用の機器ではないため、出力を低く抑えられています。
エステハイフは医療機関よりも手頃な価格で受けることができますが、近年エステにおけるハイフ施術で後遺症被害が相次いでおり、1カ月以上完治しない熱傷や神経の麻痺、視力障害などの深刻な被害も報告されています。
しっかり効果を出しながら、安全に治療をするためにも医師が施術を行う、もしくは医師の指導の元看護師が施術をするクリニックを選ぶことが大切です。
ハイフの機械には様々な種類があり、それぞれ特長が異なります。ここでは代表的なハイフ機器の6種の特長や効果をご紹介します。
ウルセラ | ウルトラセルQ+ | ウルトラセルQ+リニア | ウルトラフォーマー3 | ダブロゴールド | ソノクイーン | |
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販売元 | アメリカ ウルセラ社 |
韓国 Jeisys社 |
韓国 Jeisys社 |
韓国 CLASSYS社 |
韓国 Hironic社 |
韓国 Newpong社 |
認可 | FDA (アメリカ食品医薬品局) |
MFDS (韓国食品医薬品安全庁/ 食品医薬品安全処) |
MFDS (韓国食品医薬品安全庁/ 食品医薬品安全処) |
- | MFDS (韓国食品医薬品安全庁/ 食品医薬品安全処) |
MFDS (韓国食品医薬品安全庁/ 食品医薬品安全処) |
照射範囲 | 全顔 | 全顔 | 顎下、身体など広範囲 | 顔、身体 | 顔、身体 | 顔 |
照射方法 | 点状(ドット状) | 点状(ドット状) | 線状(リニア状) | 点状(ドット状) | 線状(リニア状) の2列照射 |
点状(ドット状) |
照射深度 | 1.5㎜ / 3.0㎜ / 4.5㎜ | 1.5㎜ / 2.0㎜ / 3.0㎜ / 4.5㎜ | ・顔:2.0㎜ / 4.5㎜ ・身体:6.0㎜ / 9.0㎜ / 11.0㎜ / 13.0㎜ |
・顔:1.5㎜ / 2.0㎜ / 3.0㎜ / 4.5㎜ ・身体:6.0㎜ / 9.0㎜ / 13.0㎜ |
・顔:1.5㎜ / 3.0㎜ / 4.5㎜ ・身体:13.0㎜ |
2.0㎜ / 3.0㎜ / 4.5㎜ |
照射温度 | 65℃ 〜75℃ | 60℃ 〜65℃ | 58℃ | 65℃ 〜75℃ | 55℃ 〜60℃ | 60℃ 〜70℃ |
施術時間(全顔) | 45分〜60分 | 10分〜20分 | 5分〜10分 | 20分〜30分 | 10分〜15分 | 約30分〜40分 |
効果持続期間 | 約1年〜1年半 | 約6ヶ月〜1年 | 脂肪細胞を破壊するため半永久的 | 約5ヶ月〜6ヶ月 | 約3ヶ月〜6ヶ月 | 約3ヶ月〜6ヶ月 |
特長 | ほかの機器と比べて照射温度が高い 痛みは強いがリフトアップ効果が高い 認定医制度が設けられている |
3種類のレーザーが1台になった機器 | 脂肪分解に特化しており、脂肪層に効果的 | 2.0㎜の特別カートリッジによる ハイフシャワーで美肌に効果的 |
8分間で300ショットと、短時間での照射ができる | 施術の痛みがかなり軽減されており、費用も安価 |
「切らないリフトアップ」と呼ばれ、肌にハリや弾力を与え美しい肌へ導くハイフですが、自分の肌状態の適した機器を選ばないと期待した効果がでないことがあります。
ここでは自分に合ったクリニックを選ぶためのポイントを紹介します。
ハイフは照射するだけで簡単に効果がでる治療ではなく、施術者の経験値や技術で効果は異なります。人それぞれ脂肪の厚みや皮膚の厚みも異なります。そういった人それぞれの肌状態をしっかり見極めて、効果の出る深さや強さ、照射数を提案するクリニックを選ぶことが大切です。
ハイフには機械の種類の他にも施術者や照射数によって料金が異なります。照射数が多い方が効果があるように思われる方もいらっしゃいますが、脂肪を撃退するハイフの場合は逆に顔が痩せすぎてしまったりすることがあるので、注意が必要です。
また、看護師が照射をすると料金が安くなるクリニックもありますが、医師の指導の下に照射をするため、その人にあったカスタマイズは難しく、効果を実感しにくいところがあります。医師の照射になると料金は高くなりますが、肌悩みにあった照射をしてくれるというメリットがあります。
ハイフは1回だけでなく継続して受けることが大切です。無理のない範囲で続けられる価格の料金を選ぶことも大切です。
クリニックでは、治療を行うかどうか判断するための「カウンセリング」があり、初診料や診察料がかからず、無料でカウンセリングを行っているクリニックもあります。
治療におけるリスクやダウンタイム、料金に関することや疑問点などをしっかり相談しましょう。中には当日中の施術を進めてきたり、オプションやコースを勧めてくるなどのクリニックもあります。安心して治療を行うためにもカウンセリングを通じて、信頼できるクリニックを選びましょう。
ハイフの期待できる効果や考えうる副作用、ハイフ機器の種類や選ぶ上で確認すべきポイントを紹介しました。
手軽にたるみ・小顔治療ができるハイフですが、安全のために医療機関で施術を受けることが大切です。カウンセリングを上手く活用して、ハリ、弾力のある肌へと近づいていきましょう!
まずはあなたのお住まいの地域や近隣都市にどのようなクリニックがあるかをチェックしてみてください。