シミ取りレーザー
があるクリニックを探そう！

シミの種類

シミと言ってもその種類は様々です。ここでは代表的なシミを4種類ご紹介します。それぞれの特徴を知り、まずは自分のシミの種類を確認しましょう。

老人性色素斑

老人性色素班は、一般的にシミと認識されているものです。その名の通り、加齢とともにできやすく、主な原因は紫外線です。そのため、紫外線を浴びやすい顔や手の甲、腕などにできやすい傾向にあります。シミの形状や大きさは様々ですが、円形や楕円形が多く、境界がはっきりしていることが特長です。

そばかす

そばかすは「雀卵斑（じゃくらんはん）」とも呼ばれ、直径1～4㎜の茶色い斑点のことを言います。主に、顔の中心や手、腕、肩、背部などに発生します。そばかすの原因は遺伝的要因が大きいと言われていますが、紫外線やホルモンバランスなどの後天的な要因で発症することもあります。

ADM（後天性真皮メラノサイトーシス）

ADMは、グレーや褐色などくすんだ色をした左右対称にできるシミのことを呼びます。発生の原因は不明ですが、20歳前後の女性に多く発症すると言われています。ADMは真皮と呼ばれる深い層にできるため、レーザー以外の治療方法では効果を得ることができません。

肝斑

肝斑は、境界線が曖昧な形状のシミが左右対称に現れます。30～40代の女性に表われることが多く、主な原因はホルモンバランスの乱れや紫外線、外的刺激と言われています。肝斑は洗顔やクレンジングといった摩擦が原因で発症することがあり、これまでのシミ取りレーザーでは、出力が強く治療が難しいと言われていました。最近では低出力のレーザーで刺激を与えずに治療をすることが可能になりました。

シミの種類にあったレーザーを選ぼう

シミ取りレーザーには、様々な種類がありますが、ここでは代表的な4つのレーザーをご紹介します。

レーザートーニング

レーザートーニングは低出力のレーザーを照射し、肌へのダメージを抑えながらメラニンを減らしていく治療法です。低出力のため肝斑の治療に多く用いられますが、肝斑以外にもシミ、そばかす、ニキビ跡などによる色素沈着やくすみ、開き毛穴にも効果的です。継続して照射することでハリのあるキメの整った肌へと導きます。

YAGレーザー

YAGレーザーには様々な種類があり、シミ取りレーザーでは「Qスイッチヤグレーザー」という医療機器を使用しています。1064nmと532nmという、長さの異なる2つの波長を持っており、肌表面のシミだけでなくそばかすや炎症後の色素沈着にも効果的です。

PICOレーザー

PICOレーザーには「ピコトーニング」「ピコフラクショナル」「ピコスポット」の3種類の照射モードがあり、これらを肌悩みによって使い分けることができます。PICOレーザーはメラニン色素を除去するレーザーのため、シミや肝斑の治療に効果的です。また、ニキビ跡や開き毛穴の改善も期待できます。PICOレーザーは従来のレーザーよりも細かい色素粒子を破壊できることから、タトゥーやアートメイクの除去にも使われています。

ルビーレーザー

ルビーレーザーは694nmの波長を出すレーザー機器で、皮膚内部のメラニン色素を破壊することができます。皮膚へのダメージも少なく、肌表面のシミやそばかすから深部のあざやタトゥーなどに効果的で、ADM（後天性真皮メラノサイトーシス）の治療にも使われています。しかし、肝斑に照射するとかえって濃くなってしまう場合もあるため注意が必要です。

①シミ取りレーザーの種類や治療の実績を確認しよう

シミ治療を行っているクリニックはたくさんありますが、取り扱っているレーザーの種類は異なります。自分の肌悩みにあったレーザーの取り扱いがあるかを確認することが大切です。クリニックのホームページやSNSで、症例や取り扱いレーザーを紹介しているクリニックも多くありますので、来院前にどのようなサービスが受けられるか確認しておきましょう。

②料金が適正化を確認しよう

シミ取りレーザー治療は自由診療のため、クリニックによって料金が異なります。クリニックを探す際は、レーザーの照射範囲と料金をしっかり確認することが大切です。 クリニックによっては、初回料金、複数回数や他の施術と併せたコースを提供していることもあります。

③カウンセリングを活用しよう

クリニックでは、治療を行うかどうか判断するための「カウンセリング」があり、初診料や診察料がかからず、無料でカウンセリングを行っているクリニックもあります。カウンセリングで自分の肌悩みに適した治療方法は何かや、治療時に起こりうるリスクやダウンタイム、料金に関することや疑問点などをしっかり相談しましょう。中には当日中の施術を進めてきたり、オプションやコースを勧めてくるなどのクリニックもあります。安心して治療を行うためにもカウンセリングを通じて、信頼できるクリニックを選びましょう。